他社様の勉強会に行ってきた。
先々週の続きでメモリ、ディスクの読み書きの処理速度に対するボトルネックの探し方について。
その中でも主にページキャッシュの話について。
一般に
ディスクへの読み書きは遅い。
メモリへの読み書きは早い。
なので、Linuxは
・何かディスクからデータを読み込んで
・ページキャッシュ上になく、メモリが空いていれば
・いつでも新しいキャッシュを構築する
らしい。
なので、時間がたてばたつほどディスクから読みだされたデータはメモリ上にキャッシュされ、
次回読み込み時に早くロードすることができる。
さらに、ここで注意しなければならないこととして、
メンテナンスでサーバーを再起動させた場合にメモリにキャッシュされていた情報はすべてフラッシュされる。
そうすると、次回はすべての読み出しがメモリからではなくディスクからとなり、ディスクI/Oを発生させる。
よって、一度必要なデータ全体に読み込みをかけてメモリ上にキャッシュを作ってからプロダクション環境に移すのがいいみたい。
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